見た目には何の異常もなく、自覚症状も無いうちに「乳がん」は密かに発症している恐れがあります。
しかしこの初期の段階で「乳がん」を発見することができれば「乳がん」は決して怖い病ではありません。
当院では、乳がんの早期発見のために、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定医、認定放射線技師により、撮影、読影を行い精度の高い乳がん検診を実施しています。
マンモグラフィ検査とは、乳房撮影専用のレントゲン装置で乳房のX線写真を撮影し、その写真から乳がんの有無を調べる検査です。乳腺の中が良く見えるきれいな写真を撮るために、圧迫用の板で乳房を平たく抑えますので、多少の痛みを伴ないますが、注射などの必要はなく、10分程度で終了する安全な検査です。当院では、最新のデジタルマンモグラフィの導入により、少量のX線量で質の高い画像を撮影でき、高い病変抽出能力をもっています。また、ブレスト・トモシンセシス“Seno3D”により、より精度の高い情報を得ることが可能です。
当院では、2方向マンモグラフィー検査+超音波検査+触診のセットでの検診をお勧めしています。皆さまの心と体の安心のために、ご心配なことやご質問などございましたらご相談ください。
当院は特定非営利活動法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会(以下「精中委」)からマンモグラフィ検診施設として、認定を受けました(平成26年2月1日付)。乳がんの早期発見のために、精中委の認定を受けた医師や女性の診療放射線技師が勤務しており、精度の高い乳がん検診を実施しています。
また、撮影した写真の読影は、日本大学医学部乳腺内分泌外科の精中委読影認定を受けた医師がダブルチェック(二名以上で読影)を行っております。